NPO法人ELP( Earth Literacy Program)について
非営利活動法人ELP (代表・竹村眞一;京都芸術大学教授)は地球環境課題の見える化と社会啓発、“地球目線”をもった真の地球人の育成を目的に「触れる地球/Sphere」のシステム開発、「触れる地球ミュージアム」等の展示イベント、デモ講演の開催を進めています。
21世紀生まれの子供たちが、16世紀の信長の時代に作られたメルカトル地図で地理、歴史、地球環境問題を学んでいるのはどうしたことか?私たちの情報環境デザインを地球時代にふさわしい形でアップデートせねばならないーー。
これが「触れる地球」とその普及版Sphereを作った動機であり、私たちの活動ミッション。それを多分野の研究者やクリエイター、大学や研究機関との緊密なコラボレーションのもと進めています。
<ELP コンテンツ監修委員・アドバイザー>
山崎直子氏 (宇宙飛行士)、山本良一氏(東京大学名誉教授、エコプロダクツ展実行委員長)、河口真理子氏(大和総研主任研究員、環境経済学・ESG 投資研究)、山形俊男氏(東大名誉教授、海洋研究開発機構理事、気候変動研究)、江守正多氏(国立環境研究所・地球環境研究センター副センター長)
<「触れる地球」パートナー・データプロバイダー>
海洋研究開発機構、国立環境研究所、JAXA、ウェザーニューズ、国際水産資源研究所、東京大学、東北大学・災害科学国際研究所、UNDRR (国連防災機構) ほか
<協賛・協力企業>
味の素株式会社、株式会社ウェザーニューズ、NECソリューション・イノベータ株式会社、サラヤ株式会社、住友化学株式会社、三菱商事株式会社、三菱地所株式会社、株式会社LIFULL、リファイン・ホールディングス株式会社
特定非営利活動法人ELP (Earth Literacy Program)年譜
「触れる地球」を活用した教育活動を目的にNPO団体として発足
『国連防災白書』デジタル版を「触れる地球」システムをベースに構築する委託業務をジュ ネーブ国連本部UNISDR(現UNDRR)より受け、タブレット版「触れる地球」GfTシステムを開発。紙媒 体の『国連防災白書』にもAR機能を搭載するなど新機軸を企画実装。(以後2018年まで『国連防災白 書』デジタルの制作とプラットフォーム提供を受託)
丸の内・行幸通り地下ギャラリー、六本木ヒルズなどで環境啓発イベント「触れる 地球ミュージアム」を企画開催。3ヶ月で9万人の来場者を集めるなど好評を博す。
日本財団「海と日本プロジェクト」の助成を受け、六本木ヒルズ展望台にて「海の地球 ミュージアム」を開催
普及版「触れる地球」Sphere(60cm版)をリリース。大学・小中学校の教育現場での本格活 用が始まる。全国各地でSphere数台を展示した「SDGsミュージアム」を開催。学習指導要領に沿った Sphere活用授業マニュアルも制作・頒布。
コロナ下で学校や博物館の運営が困難を来たすなか、不特定多数のユーザーによる接触感染を 避けるべく「非接触」のインタラクション機能やAR機能を追加実装。またGIGAタブレット向けの Sphere教材を開発し、休校時の生徒の自主学習へも対応。
……
2016年
2008年
2013年
2018年
2018年
2019年
2020年
「触れる地球」展示実績
世界経済フォーラム・サマーダボス会議@中国・大連
中東アブダビ(UAE)でのデモンストレーション
・日本科学未来館(2003/2010)、「愛・地球博」市民パビリオン(2005)
・大手町カフェ、3x3ラボ(2006〜2019;竹村眞一主宰「地球大学」開催)
・洞爺湖G8サミット(2008)
・国連気候変動会議COP15(コペンハーゲンBright Green展;2009)
・国連生物多様性会議COP10(名古屋2010)
・World Future Energy Summit (中東UAEアブダビ:2010)
・アメリカ科学振興協会;年次総会AAAs(アメリカ・サンディエゴ:2010)
・NY国連本部 “Design for the other 90%”展(アメリカ・ニューヨーク:2011)
・世界経済フォーラム・サマーダボス会議(中国・大連2011、天津2012)
・ソウル大学・現代美術館(現代アート作品として招聘展示;2012)
・東京都現代美術館「うさぎスマッシュ」展(現代アートとして招聘展示;2013)
・国連防災会議(2013ジュネーブ、2015仙台、2017カンクン)
<海外常設拠点>
・オランダ国立科学博物館NEMO(2010〜常設)→
・コペンハーゲン科学館 Experimentarium(2010〜常設)
・米スミソニアンデザイン博物館(NY; Cooper-Hewitt Museum;2010)
・中東ドーハ Qatar Gas本社(常設)
<国内常設拠点>
・オリジナル大型版(2005〜);日本科学未来館、国立科学博物館ほか
・中型「触れる地球」(2014〜);全国の博物館約20拠点のほか、三菱地所、サントリー、味の素、LIFULLなど企業が社員の意識啓発・工場展示などに導入
・「食の万博」ミラノ博・日本館(2015)
・伊勢志摩G7サミット(2016)
・丸の内、六本木ヒルズ「触れる地球ミュージアム」
POOLとコラボ(2017;Aの未来/Bの未来)
竹村眞一:プロフィール
京都芸術大学教授、NPO法人 Earth Literacy Program代表
東京大学大学院・文化人類学博士課程修了。東北芸術工科大学助教授等を経て現職。地球時代 の新たな「人間学」を提起しつつ、ITを駆使した地球環境問題への独自な取組みを進める。
1996年に企画プロデュースしたインターネット作品 “Sensorium”(インターネットエキスポ 日本館コンテンツとして制作)は、電子アートの登龍門アルス・エレクトロニカで金賞受賞 (1997年;ネット部門)。
「触れる地球」(2005年グッドデザイン賞・金賞、2013年キッズデザイン賞 最優秀賞・内閣総 理大臣賞)や「100万人のキャンドルナイト」、「Water展」「コメ展」(21_21 DESIGN SIGHT)などを企画・制作。
東日本大震災後、政府の「復興構想会議」専門委員に就任。また国連UNISDR(国連国際防災戦 略事務局)からの委嘱で、2012年以降「国連防災白書」のコンセプトデザインを担当。「食の 万博」ミラノ万博では日本館の展示を企画・監修。2017年より東京都環境審議会委員。
J-WAVEナビゲーターも務め、「グローバルセンサー」(2009~2011)に続き、2015年10月か ら2017年3月までホスト番組「アーストーク」を担当。
著書に「地球の目線」(PHP新書)、「宇宙樹」「22世紀のグランドデザイン」(慶応大学 出版会)、「地球を聴く」(坂本龍一氏との対談;日経新聞社刊)、「新炭素革命」(PHP) など。
「宇宙樹」は高校の国語の教科書にも採録されている。
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